香取神宮参道商店街、草だんご食べくらべ

だんご兄弟 街歩歓楽

*夏期の情報、書き足しました!

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お正月が近づき、クリスマスもあと少し、何かしらウキウキする12月後半です。

例年であれば、クリスマスやお正月の準備に慌ただしくも楽しい時間が流れているはずです。

が、今年は様子が違っているかもしれませんね。

さて、お正月が近づき香取神宮参拝のお客様が増えてくるその前に、香取神宮の参道商店街で草だんごを扱っている3店舗の草だんごを比較してみました。

なおこれより書かれた評価、感想は全くの個人的見解であります。

香取神宮駐車場を出て表参道へ向かい一番はじめに目にはいるのが

亀甲堂
亀甲堂本店さんです。”香取名物 厄落としだんご”

その先隣に

梅野屋本店
梅乃屋本店さんです。”元祖 梅乃屋の草だんご”
梅乃屋本店2
正面からこんな感じです。

ここまでは神宮に向かって参道商店街左側のお店です。

右側には

iwatatesu
岩立本店さん ”草もち 粒あん”
iwatatesu2
岩立本店さん 正面より
warabi
岩立本店さんわらび餅、上品な甘さです。

岩立本店さんのわらび餅、2023年に人気に火がつき大ヒット商品になりました。

そしてあと少し参道商店街を行くと

和茶房うの
和茶房うのさん ”香取だんご”
和茶房うの正面
和茶房うのさん 正面より 

と4店舗あるのですが、実は草だんごを扱っているのは3店舗しかありません。岩立本店さんは今現在”草だんご”の取り扱いはなく(白い餅を餡でくるんだ商品はあります)、今回紹介する”草もち 粒あん”と呼ばれるものは餡が中にはいったいわゆる”草餅”なのです。ほかの3店舗の、”草だんごを餡でくるむ、きな粉をまぶす”とは形態の違う和菓子となっています。

岩立草餅
いわゆる草餅
香取神宮草だんご
草だんご

それにもかかわらず今回紹介するのは訳があります。

今から10年以上前、岩立本店さんには”草福”というネーミングでとても美味しい草だんごがありました。夏の暑い盛りには品質管理を考えて製造しない時期を設定するほど気を遣った素晴らしい和菓子だったのです。淡い小豆色のパッケージに詰められた草だんごは上品な餡と共にとても素敵な一品だった事を記憶しています。funaはその思いが忘れられず、今回草だんご比較なのにあえて岩立本店さんの”草もち 粒あん”も入れています。

 参道商店街ではありませんが、神宮の奥、桜の馬場にアクセスできた旧参道の出口横に位置する”寒香亭”も「だんご」を扱っています。それはこちらから

寒香亭のだんご
香取神宮参道商店街、草だんご食べくらべの続編です。寒香亭のだんごを紹介しています。

今回購入した各店舗のパッケージです。

草だんご4店舗
4店舗パッケージ

左側から”和茶房うの”さん、”岩立本店”さん、”亀甲堂本店”さん、”梅乃屋本店”さん

左端”和茶房うの”さんの品物だけは価格帯が違っています。450円と一番安いのですが、手に持ったときにかわいらしく感じる大きさであること、また二人で食べるときにちょうど良い個数であることから紹介の意味も込めて並べています。他店舗の品物は750円~850円程度の価格帯です。

さて、その中身は

だんご蓋外し
4店舗品物中身

どうです!同じヨモギ餅なのに色合いが各店舗すべて違いますね。

食べるのが楽しみです。

と、ここまでは秋から春バージョンです。暑い夏の時期には、

danngosu2

このように岩立本店さん、梅乃屋さんは変わらず、中央の亀甲堂さんはきな粉だんごの提供が中止となります。和茶房うのさんにいたってはだんごパッケージの提供自体がお休みになります。

写真を撮り終えて、では、さっそく食べてみます。

時間をおきながら毎回違う順番で食べ、比較してみました。

草だんごくらべ

和茶房うの岩立本店亀甲堂本店梅乃屋本店
草だんご
餅の色合い
濃い緑
ヨモギ多い
渋いヨモギ色明るい緑表面にきな粉
餡の量
甘さ

量は適度
香ある餡
上品な甘さ
量は適度
さっぱりとした
上品な甘さ
量はたっぷり
しっかり甘い
分量を加減した
丁寧な餡付け
程よい甘さ
食べた感想ヨモギ多めの餅と
餡がマッチング
上品で美味
昔の餡を思
い出す
美味。
だんごの
王道である。
美味。
餡、餅比率が
最適
美味

以上の様な結果となりました。

すこし胃もたれがしていますが、報告します。ゲップ!

また今回は違いのわかりやすい餡で包まれただんごを主に比較しています。

”和茶房うの”さんの包装紙には無添加であることを記載しています。草だんごの販売では最も遅い参入だと思いますが、カフェである利点をいかし、小さなパッケージとテイクアウトの各種コーヒー、ティーの組み合わせが良いですね。

”岩立本店”さんの草もちは今回最も日持ちがする品物でした。餡のはいった草餅と形態は違うのですが、昔の”草福”の餡を思い出させる味でした。

”亀甲堂本店”さんは、これぞ香取の厄落としだんごの王道である品を提供するお店でしょう。歴史を感じる味です。

”梅乃屋本店”さんは”亀甲堂本店”さんの隣であることから、様々な思考、工夫を凝らしただんごを提供していると思われました。餅を包む餡の厚さが均一で、量もよく検討されています。きな粉用のだんごは、はじめからわずかなきな粉をまぶし、お互いくっつかない様にこさえてありました。さすがの一品です。

また、今回気付いたのですが餡でくるまれた草餅の方が固くなるのが早いのです。何もついていない餅は意外と軟らかいままです。とは言っても、だんごに関しては購入当日の食を推奨していますので翌日まで持ち越す場合は少ないとは思います。

梅乃屋本店さんでだんご購入時にたずねてみました。

”お隣は商売敵ですか?ライバルですか?”

”いいえ、同業者です。(笑い)”

”御親類だったりしますか?”

”違いますよ。(笑い)”

”どこが一番売れてるんですか?”

”お隣です。”

お互い笑い!

失礼な問いにお答えいただき本当にありがとうございました。

とても明るく楽しくだんご購入できました。

所謂一つの草だんご、されど大事な草だんご、草だんごの道は長く遠く険しいのです。

商売はお互い切磋琢磨して繁盛していくのでしょう!

草だんご道に栄光の未来あれ!ゲップ

funa

香取神宮雪化粧
香取神宮の雪景色です。駐車場、商店街、第二の鳥居、総門、拝殿本殿、北参道、寒香亭、すべていつもと違う世界です。

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