岸柳 しだれ緑の 葉を出ずる

逆光の柳 俳句、川柳の間

小野川の川岸通りを歩いています。

今日は日差しが暖かく、春の音が聞こえそうです。

ふと目にとまった柳の柔らかくしなやかな枝の先端!

透き通った緑の若葉がついているのです。

柳の葉
小野川にしだれる柳の若葉

岸柳 しだれ緑の 葉を出ずる

柳の枝はとても強い。大風の日も、枝は折れることはなく吹かれるままに通り過ごす。そして生命の芽吹く春には必ず緑の葉を出し花を咲かせるのです。僕たちは、日々のしかかる様々な重圧に負けまいと抗っては、折れてしまう事の方が多いのかもしれません。折れないまでも、抗う心が過剰な反応をまわりに振りまいてしまいます。人はどんな風に生きていけば良いのか?とても難しいことです。

柳の枝についた緑の葉はこれから来る、”命芽吹く春”を予感させます。

funa

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