2020年は年明け早々より、まさしく大変な年となりました。
誰もが未だ経験のない新型感染症の世界的大流行です。
人々の行動は様々な場所と時間において制限を受け、外出もままならない日々が続きます。
仕事への影響はとても大きく、人生の節目を迎えた人々は今後の人生地図を書き換えなければならないでしょう。
”夢抱え 生業新た 行く年よ”
funa
これは希望に満ちた明るいだけの句ではありません。
一読、”新しい仕事に就き夢のために今年を頑張るのかな”と思いますが、
実は、”人生の夢を抱え、途半ば、今を生きるために望んではいない仕事に就かなければいけない。しかし、それもまた新しい仕事だし、新しい途なのだ。今をつないでこそ、年は明けて行くのだろう。”
あきらめの先にある前向きな強がりなのです。
夢を抱えていることが、今はほんの少し重荷になるのかもしれません。
このややこしい時代を生きる我慢強くなければならない人々への一句です。


クラゲはふわりと漂い海水に身をまかせ、カピバラはまったりと入浴中、これも身をお湯まかせ!
”YOU(湯)をとれば”おまかせ!”
あなたの思い(我)を人生にぶつけすぎず”ちょっとおまかせ”するのも仕方がないことです。
今日、funaは香取神宮の左手をまわる山道を歩いていました。
森の倒木の回収作業中でクレーン、大型ダンプトラックが道を塞ぎ通れません。

車の運転手に通行止めを説明していた作業員と地元民らしき二人に声をかけました。
「通れますか?」
「歩き?」
すると説明していた地元民らしき方が(真ん前の家のご主人でした)
「こっちから通れるよ。」
と、ご自宅の横から庭へ迎え入れ、3軒隣までの家、畑の横を奥さんが道案内して通してくれたのです。まったくの私有地です!最後は見ず知らずのご主人が玄関先で立っていた目の前を通り門外へ出ました。ありがたい!道案内の奥さんと最後のお宅のご主人に鄭重にお礼を云い、帰りの途に就きました。
道が塞がれていても横道を辿り本通りに合流したのです。
心地良かった風が何かしら強く吹き始めました。
風は通りの落ち葉を運び、時には渦を巻き吹き過ぎていきました。
funa
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