この街を彷徨っていると、静かにじっくりと注意深く眺めながら彷徨っていると、いろいろなモノが興味の対象となります。funaは石垣マニアではないのですが(お城マニアではある)、小野川土手の石垣の石積みがチョット気になったりします。石積みのアナログ感がたまらないのです。石垣は直交部分なんて絶対ありません。だけどとても美しく積まれていて、隙間があったり、コケが石を覆い、植物が僅かな土に根を張り、花を咲かせている様はそれだけでお酒飲めます。
酒飲む話はさておいて、
街を彷徨い楽しむ方法はいろいろあります。
観光の基本的行動、観て、食べて、スマホをかざして撮影、その後SNSに投稿、土産物をチョット購入、友人の分も!宿泊するときはチョットだけ豪奢な部屋を予約し、日帰りは、今日こそは出かけたという満足感と少しの疲労感を、当家ご主人が自宅浴室で”よしよしよくやった”などと自画自賛、反芻しつつ、ベット、布団で眠りにつく。しかし、家族はそこまで満ち足りてはいない(そんなものです)のような事でしょう。
この記事では観光で訪れるお客様には価値あることとは思われずに、しかしながら、水郷佐原近郊に住むfunaが、最近街を彷徨い気がつき楽しんだ事柄を紹介します。
1,小野川沿いの川岸通りにある消火栓マンホールの蓋
これが消火栓の蓋です。なかなか賑やかな色模様で、昔の火消しをイメージしているのでしょうか?
これは木製の消火栓ホース格納庫だと思われます。古びた木の質感がなんともいいですね。
funaは川岸通りのカラフルな消火栓マンホール(消火栓マンホールというのだそうです。)の蓋が、香取街道、忠敬橋付近から利根川方面に向かいJRの線路をはさみ手前が開運橋、向こうがこふな橋のあたりまで、いくつあるのかを歩いて確かめました。これはもし蓋の上に車が止まっていたら発見できませんから、何日間か費やしました。そして最後の確認のためにもう一日かかったのです。
チョット楽しかったです。
でも、こふな橋なんて
最高にキュートでしょう。
なお、マンホールが何カ所あるかはゆっくり歩いて確かめてみてください。
もひとつおまけで
これは路地裏から川岸通りに合流する直前に路面に書かれた標識です。
なにやらパンダが左右を確認しています。パンダである意味合いは希薄ですが、ホノボノする表示となっています。これも探してみてください。
2、香取神宮裏手の森の中の不思議
大それたタイトルを付けましたがたいしたことはありません。
どうです、これ、なにか住んでいますよね。何かの住処ですよね。しかも並んで2つあります。
小さき神、はたまた森に住む妖精、あるいはこのように葉っぱを丸めて住処をつくる昆虫、
funaは小さき神の住処と考えたいのです。
そしてこれです。
どうです。香取神宮裏手の森の中に埋もれた祠ですよ。
何か理(ことわり)がありそうですね。
神と民がかかわるお話なのでしょうか。なおこの2枚の写真ともに神宮裏手へ抜ける道から撮影しています。森の中は立ち入り禁止です。
この小さな不思議に思いをはせながら、いい加減うろうろし、神宮を後に街中に戻ってきました。すると
このようなモノを見つけました。
神の森の不思議の後で、最後は市井に住む人々の、日々の暮らしで一番うれしい
”ご自由にお持ちください”の張り紙です。この町は落としどころを心得ています。上手い!
街のどこかにこの場所があります。彷徨い惑いながら探してみてください。
どうです、この街 最高でしょう!
funa
コメント